【徒然草 現代語訳】第十七段


神奈川県大磯の仏像専門店、仏光です。思い立ってはじめた徒然草の現代語訳、週一度程度で更新予定です。全244段の長旅となりますが、お好きなところからお楽しみいただければ幸いです。

原文

山寺にかきこもりて佛につかうまつるこそ、つれづれもなく、心のにごりもきよまる心地すれ。

翻訳

山寺にじっと引き籠りただひたすら仏さまにお仕えしていると、無聊をかこつこともなく、雑念煩悩がはらわれ心も自ずと清んでゆく心地がするねぇ。

註釈


今で云うツイートでしょうね。
当時こう思っていない人はいなかったはずです。
敢えて書き留めたのは、書くという因業に憑りつかれた我が身に対する呪詛の気持ちが強かったんじゃないでしょうか。


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