
神奈川県大磯の仏像専門店、仏光です。思い立ってはじめた徒然草の現代語訳、週一度程度で更新予定です。全244段の長旅となりますが、お好きなところからお楽しみいただければ幸いです。
原文
世の覚え華やかなるあたりに、嘆きも喜びもありて、人多く行きとぶらふ中に、ひじり法師のまじりて、いひ入れたたずみたるこそ、さらずともと見ゆれ。
さるべき故ありとも、法師は人にうとくてありなむ。
翻訳
世の覚え華やかなるあたりに、嘆きも喜びもありて、人多く行きとぶらふ中に、ひじり法師のまじりて、いひ入れたたずみたるこそ、さらずともと見ゆれ。
さるべき故ありとも、法師は人にうとくてありなむ。
註釈
そこまで求めるか、と思わないでもないですが、まぁ自戒をこめてでしょうね。
追記
ちなみに私は、もう十数年以上前から冠婚葬祭はお断りしています。年賀状なんかも、二十数年前に止めました。頂き物のお返しくらいはしますけどね。