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源氏物語 現代語訳 賢木その1
斎宮が伊勢に下られる日が近づいてきまして、御息所は云いようのない淋しさに囚われております。高貴で気位が高いと…
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第二話 当て読み
芝居の世界には、あらかじめ役者を想定して脚本を書く「当て書き」なるものがあります。 その伝でゆきますと、源…
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【徒然草 現代語訳】第七十八段
神奈川県大磯の仏像専門店、仏光です。思い立ってはじめた徒然草の現代語訳、週一度程度で更新予定です。全244段の…
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源氏物語 現代語訳 葵その10
その日は十月の亥の日でしたので、夜になり亥の子餅をご用意します。生憎の喪中ですから、あまり仰々しくせず、姫君…
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【徒然草 現代語訳】第七十七段
神奈川県大磯の仏像専門店、仏光です。思い立ってはじめた徒然草の現代語訳、週一度程度で更新予定です。全244段の…
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源氏物語 現代語訳 葵その9
二条院では隅々まで磨きあげ、男も女もお待ち申し上げておりました。上席の女房たちが一人残らず参上し、我がちにめ…
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源氏物語 現代語訳 葵その8
源氏の君はさすがにいつまでもこんな鬱屈とした日々を送るわけにもいかないと、桐壺院の御殿に参上なさいます。御車…
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【徒然草 現代語訳】第七十六段
神奈川県大磯の仏像専門店、仏光です。思い立ってはじめた徒然草の現代語訳、週一度程度で更新予定です。全244段の…
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源氏物語 現代語訳 葵その7
御法事はつつがなく終了いたしましたが、四十九日までは引き続き左大臣邸に籠られておられます。生まれて初めて味あ…
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【徒然草 現代語訳】第七十五段
神奈川県大磯の仏像専門店、仏光です。思い立ってはじめた徒然草の現代語訳、週一度程度で更新予定です。全244段の…
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源氏物語 現代語訳 葵その6
月日は無情に過ぎてゆきます、あわただしく御法事を執り行われますが、なにぶんにも突然の出来事でしたので、悲しみ…
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源氏物語 現代語訳 葵その5
一時は危篤に陥っておられた方の出産後はとりわけ用心せねばならず、御一同も油断は禁物と思われておいでです、源氏…
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【徒然草 現代語訳】第七十四段
神奈川県大磯の仏像専門店、仏光です。思い立ってはじめた徒然草の現代語訳、週一度程度で更新予定です。全244段の…
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源氏物語 現代語訳 葵その4
その頃、左大臣邸では御物の怪がとめどなく現れ、北の方の苦しみは増すばかりでございました。この御生き霊が、亡き…
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【徒然草 現代語訳】第七十三段
神奈川県大磯の仏像専門店、仏光です。思い立ってはじめた徒然草の現代語訳、週一度程度で更新予定です。全244段の…
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源氏物語 現代語訳 葵その3
一方御息所は、激しく懊悩のされる事が近年になく多くなりました。薄情な方と諦め見切ってはおられますが、もうこれ…
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源氏物語 現代語訳 葵その2
陽も高くなってきましたので、お支度も大袈裟になり過ぎない程度に整えられてご出立なさいました。見物の車が犇めき…
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【徒然草 現代語訳】第七十二段
神奈川県大磯の仏像専門店、仏光です。思い立ってはじめた徒然草の現代語訳、週一度程度で更新予定です。全244段の…
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源氏物語 現代語訳 葵その1
お上の代替わりの後、何をするにも気鬱にみまわれておられる源氏の君は、ご身分がさらに尊くなられましたのと相まっ…
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【徒然草 現代語訳】第七十一段
神奈川県大磯の仏像専門店、仏光です。思い立ってはじめた徒然草の現代語訳、週一度程度で更新予定です。全244段の…
